腐女子のための萌え短歌 -2ページ目

【ふつう短歌】そろそろ季節ですし

さいしょからなんにもなかったことにした首を落とした大根の白

腐女子におくる萌え短歌06

水色のがまんをしてる図書室でうつむくきみの喉を見ている

図書室って3割増ですよね、いろんなものが。

腐女子におくる萌え短歌05

5限めは仮病見学淫靡さが光にまじるきみの背泳ぎ

じっと見るわけですよ。陰湿な片思いなわけです。

腐女子におくる萌え短歌04

届かない手なら刈ってよかまいたち風ごと彼に触れにゆくから

血しぶきもたまには。

腐女子におくる萌え短歌03

はるかなる君の背中が帆に見えて光のなかでもう歩けない

崇拝モードで。

腐女子におくる萌え短歌02

生傷を自慢したいと思うのはあんただけだよいますぐに来て

年下誘い攻なイメージで。

腐女子におくる萌え短歌01

君よ知れその双眸に映すときぼくの総てが水になること



腐女子におくる萌え短歌。
お好きな2人にあてはめてみると、ちょっと楽しかったり…してくれれば。

ひさしぶり、といえば

いますぐに飛んで抱きたい人なのに「髪伸びた?」から距離をつめてる

ぎろり、と

ひさびさのひとの敵意が一条のひかりのごとくむしろ眩い

ジェンガひさびさにやった

ジェンガでもつぶせなくなり窓際でほほえんでいるわれわれの暇